映画業界の基礎知識
映画業界の基礎知識として映画業界のビジネスモデルやどうやって収益をあげているかなどを紹介します。
まず映画業界の収益となっているのは主に下記3つの収益がモデルとなっています。
1.興行収入
テレビなどをはじめとしたメディアが大ヒットした映画を表す指数の一つとしてよくとりあげられるのが興行収入で、みなさんもその言葉自体は聞いたことあるのではないでしょうか。興行収入とは1つの映画に対して映画をみにいった来場者が支払ったお金の合計金額になります。
この興行収入が1つの映画に対する映画業界全体の売り上げになるため、これを制作会社、配給会社、興行会社でわけたものが利益となります。よく歴代興行収入ランキングというのを取り上げられますが、単純にどれだけの人が映画を見に行ったかというのに直結しているのです。
2.配給収入
次に配給収入とは興行会社(つまり映画館)が配給会社へ支払い収益のことで、配給収入は会社によってことなりますが、興行収入の約4~6割と言われています。
3.制作委員会の収入
制作委員会の収入は興行収入から興行会社、配給会社が差し引いた収入のことで、この収入がどれだけ制作費を上回っていたかによってその映画の赤字・黒字がきます。