映画館の種類③
■IMAX
IMAX(アイマックス)では、4Kレーザー投影システム(IMAXレーザー)により鮮やかで明るい映像を体験できます。
それは通常の映画に使用されるフィルムは35ミリフィルムですが、IMAXでは70ミリフィルムを使用することで、高精細の映像を楽しめるようにしているからです。しかも映像の魅力を最大限に発揮するために大型のスクリーンを導入している映画館もあります。
また映像だけでなく音響も視聴者に臨場感を体験してもらうために12chのサウンドシステムを導入している映画館もあります。現在12chサウンドシステムを導入している映画館はTOHOシネマズ、109シネマズ、シネマサンシャイン、ユナイテッドシネマ、イオンシネマ等の一部劇場のみです。
■ScreenX
「Screen X(スクリーン・エックス)」は、韓国の会社CJ CGVが開発した世界初のマルチプロジェクション没入型映画上映プラットフォームです。
最大の特徴はなんといっても従来のスクリーンだけでなく左右の壁いっぱいに映像を投影し270度の視聴体験が出来るところではないでしょうか。日本で導入されている映画館はまだTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネマサンシャイン、109シネマズの一部映画館だけとなりますが、もし近くにこれらの映画館があるかたは是非体験してみはいかがでしょうか。
この「Screen X」は2015年に韓国で導入されて以降アメリカや中国をはじめとする国で順次導入されていき、日本は世界で8番目に導入された国になります。